EXPO 2025 大阪・関西万博 公式ホームページ

(C) Expo 2025

「EARTH MART」 公式ホームページ

(C) EARTH MART

私たちは、職人の手で一つひとつ丁寧に作り上げた食品サンプルの技術で、「EARTH MART」の展示を支え、未来の“食”の可能性を伝えています。

このページでは、その制作事例と私たちの技術・想いをご紹介します。

「EARTH MART」との
出会いと私たちの役割


「EARTH MART」は、小山薫堂テーマ事業プロデューサーが手がける、“いのちをつむぐ”をテーマに、食を通じていのちを考えるシグネチャーパビリオン。空想のスーパーマーケットを舞台に、食といのちの循環に触れ、未来へのヒントと出会う旅へと誘います。

1932年の創業以来、食品サンプル業界のパイオニアとして培ってきた技術を活かし、私たちが1年以上かけて試作・調整を重ねて製作した70点以上の食品サンプルは、来場者の気づきを深める後押しをしています。

小山薫堂(こやまくんどう)氏

放送作家、脚本家。京都芸術大学副学長。1964年熊本県生まれ。「料理の鉄人」「世界遺産」など多数のテレビ番組を手がけ、映画「おくりびと」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。「Stand Alone/森麻季」や「ふるさと/嵐」の作詞も手がける。「くまモン」の生みの親でもある。執筆活動の他、地域・企業のアドバイザー、下鴨茶寮主人、大阪・関西万博では、テーマ事業プロデューサーを務める。

食品サンプルが伝える
食の物語


パビリオン各所にちりばめられた食品サンプルは、見た瞬間にメッセージを届ける力を持っています。食品サンプルは「EARTH MART」における、なくてはならない伝達者なのです。

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いのちの重みを伝える、
ひとさじのかたち


「EARTH MART」の展示のひとつ「いのちのはかり」では、1匹のミツバチが生涯かけて集めるはちみつの量が「5グラム」として示されます。これはティースプーン1杯分ほどの量。ミツバチの一生は約1ヶ月で、そのうち花のみつを集めるのはわずか2週間。約10,000kmもの距離を飛び回って得られる、かけがえのないひとさじなのです。

私たちが手がけた「いのちのはちみつスプーン」は、そんなミツバチのストーリーから着想を得て、最初は小山薫堂氏への贈りものとして生まれました。いのちの尊さやありがたみを、言葉以上の説得力で伝えるメッセージツール。いまでは「EARTH MART」のスタッフ全員が身につける、パビリオンを象徴するアイテムのひとつとなっています。

超再現技術

食材や作り手の想いまでも映し出す、“超再現技術”で心に届くリアルをかたちにします。

これからも、
心に届くものづくりを


私たちは、人の手でしか生み出せない精巧な食品サンプルの技術力に誇りを持っています。
ただ模倣するのではなく、食材や一皿に込められた背景や作り手の想いまでも表現する、“超再現技術”。その技術は食の世界に留まらず、あらゆる想いをかたちにします。人の心にまっすぐ届く、リアルなコミュニケーション。イワサキ・ビーアイなら、それができます。

文化を伝え、感謝を伝え、未来とつながる。
食品サンプルが持つその可能性を、もっと多くの人に届けたい。
技術に、想いを。表現に、温度を。
イワサキ・ビーアイは、これからも“心に届くものづくり”を続けていきます。