店舗事例01「パティスリーとフレンチのお店」

お客様名:Region

お客様名:Region

地元だけではなく、東京都内からもひっきりなしに来店されるほどお客様の絶えない人気店です。当初は厨房廻りの小工事にとどめるはずでした。

オーナーの藤巻氏はフランスでの経験が長く、話が盛り上がるにつれて、だんだんパリの雰囲気をそのままこの町で醸し出したいということになりました。

それならば今までの建物のねずみ色のタイルとオレンジのドアとちょっとバランスの悪い外観をオールチェンジしましょうと話がまとまりました。予算の都合もあるので内装は不都合のない程度にとどめ、使いづらそうな贈答用のラッピングコーナーの設計には大変神経を使いました。唯一、オーナー様が抵抗されたのは鮮やかなピンク色のテントでしたが、それも完成してみると相当お気に入りのご様子です。

パリの雰囲気は外も中も充分醸し出せたと思います。イートインのお客様も増えたのですが、それ以上に物販の売り上げが増加して大変順調だと喜んで頂いています。

近いうちにフルーツバスケット山盛りのデリカテッセンとフレンチバールの融合店を近所で新たに展開することを検討されています。目指せフォーション!

お客様名:Region

デザインのポイント

「グレードアップを図る」

お客様名:Region

長らく営業されている人気店なので、既存イメージ(レジオンらしさ)を踏襲しつつ、“名店らしさ”が感じられるようにデザインしました。
風格のある外装に鮮やかなピンクのテントという意外な組み合わせは、広告塔として効果的に作用しています。

「明確なファサードづくり」

改装前の外装は太く大きな柱で分断され、何か決定的な魅力に欠けるものでした。
エントランスの位置など基本構成は変更できないので、分割された外装に連続性を持たせて広がりと一体感を与えました。

「訴求力を向上させる」

パリの街並みにあるような看板もオリジナルで制作するなど、サイン計画、植栽計画も合わせてコーディネート。
徹底したトータルコーディネーションを行うことにより、明快で効果的なファサードになったと思います。

「サービス動線の見直し」

接客カウンター内は、1箇所で“ショーケースから商品を提供する”、“会計を行う”、“商品をラッピングする”、“カフェスペースへ料理を提供する”など、様々な動線が複雑に交差していました。
改装工事ということで限られた空間の中で各サービスが効率良く行えるように、通路幅や厨房器具、家具のレイアウトには、とても苦心しました。

イートイン機能の強化に伴い、スペースには新たに自動ドアを設置。ペーカリースペースとの動線の交差を少なくし、スムーズにサービスができるよう配慮しました。

「活気ある店内をつくる」

カフェのためのサービス機器は厨房内に移設。ホールとのスムーズな連携と厨房の“ライブ感”を客席に伝えるために間仕切りの一部を開口。機能的且つ、活気あふれる店内に仕上げることができました。

「細部までこだわった家具の設計」

今までは包装材が雑然と置かれていて、使い勝手が悪い上に、来店されるお客様から丸見えなので、美観と機能性を両立した改善策を提案する必要がありました。
包装スペースは、他の動線、機能とも関係しているのでこちらも視野に入れて設計する必要があります。
膨大な種類の包装材をひとつ、ひとつ丹念に採寸し、板厚まで及ぶ、ミリ単位の設計を行いました。
家具が完成し、様々な包装材がきれいに収納されている様は見ていて、とても気持ちよく、ショーケースに並ぶ商品が一段と引き立つようになりました。

お客様名:Region

店舗データ

住所神奈川県横浜市都筑区中川中央
経営母体名株式会社レジオン
代表者藤巻 正夫
開店年月日2011年4月
業種業態ペーカリーカフェ
営業時間7:30~18:30
月商900万円
坪数42.7坪
席数16席
稼働日数25日
稼働従業員数/日8名
内装費用(厨房別・看板含む)830万円
特色パティスリーとフレンチのお店