魅力ある“オプション”で客単価アップ

外食でも、お客が節約志向を強める中にあっては、客単価アップを図ることはなかなか難しい。既存のメニューの値上げや高単価商品の投入も考えられるが、よほど商品に魅力がないと客離れを招いてしまいかねない。そこで、注目したいのが、追加注文を引き出す商品の導入だ。

窯焼きピッツァが評判のあるイタリア料理店では、グループで来店するお客からケーキの問い合わせが多いことに着目。同店は、ティラミスなど自家製のデザートを用意しているが、誕生日やちょっとしたパーティー利用のグループ客から「おいしいケーキをホールで出して欲しい」との要望が多数あった。そこで、同じ地域にある人気ケーキ店に依頼し、オプションでパーティー用のホールケーキも用意できる態勢を整え、それを店頭やホームページで告知して予約限定で提供。小サイズと通常サイズが選べるのも好評で、数多くの予約が入るという。

また、同店ではスライスしたての生ハムをのせた「生ハムピッツァ」が一番人気。「生ハムサラダ」もよく売れる。そこで、生ハムピッツァや生ハムサラダを注文した場合、プラス200円で生ハムを増量するオプションを開始。客単価上昇につなげている。

他にも、ある焼肉店では、「焼肉のおとも 創作薬味シリーズ」というオプション商品を提供しています。全8種類で、塩ダレやポン酢で味つけした刻みネギ、黄身おろしなどを、120円~180円の価格帯で販売し、気軽な注文を誘っています。