店頭の数字マジックで集客増大

数字は、単位や表し方によって、それを見る側の印象は異なってくる。例えば「タウリン2000ミリグラム」と表示されれば、何かたくさん入っていそうな印象を受ける。しかし、同じ量のはずなのに「タウリン2g」と書けば、何となく少なく感じてしまう。こうした数字の心理を応用したメニューPOPのキャッチコピーを打ち出すことで、集客に成功したラーメン店がある。

この店の売り物は野菜たっぷりのタン麺。1日に平均50食を販売する。ある時、開業から現在までの売れ数を合計したところ、9万食以上を販売していた。そこで店頭にこんなメニューPOPを掲げた。

店頭の数字マジックで集客増大

「創業から5年、おかげ様で大人気のタン麺が、販売数9万杯を突破しました」

すると、この「9万」という大きな数字に目が止まって来店する新規客が増加。もともと名物としていたタン麺の商品力の高さもあって、新規客がリピーターとして定着する成果があったという。

「9割のお客が泣いた映画」「東大合格率○%」など、数字を使ったPRは様々な場面で見かけます。この店のPOPは虚飾でもなんでもなく、単に売れ数を合計しただけですが、飲食店の店頭に似つかわしくない大きな数字に、思わず関心が引き寄せられます。